スター一覧 - 被災地支援
三井 俊介 さん
できるかできないかじゃなくて、やるかやらないか
これは、ミッチーが大切にしている言葉です。ミッチーは今、岩手県陸前高田市広田町に住み込み、都内の若者を呼び込むまちづくりをしています。都内の大学生向けに、1週間や1カ月間、現地の課題を解決するツアーを主催したり、現地のお母さん向けにパソコン教室を開いたり、農家さんが作った野菜をネット販売したりと、さまざまな活動をしています。
今回、私が伝えたいのは、ミッチーがこれまでに、どれくらいの物資を東北に送ったとか、何人の大学生を呼び込んだとか、いくらの経済効果をもたらしたのかという数字で計れるものではありません。
私は普段、社会的課題を解決する起業家やNPO、学生団体を取材しています。売上とは違い、社会的課題を解決することのメリットは、目には見えづらいものです。だから、読者に分かりやすく伝えるために、数字にはこだわって聞いています。
しかし、今回は、一人の親友の紹介ということで文章を書いています。友達を語るときに、その人のことを数字で語るのは変だなと思うから、数字は使いません。
ミッチーは、自分のやりたいことにまっすぐに生きている男です。通っていたビジネススクールでは4ヶ月間考えたビジネスプランを、発表数時間前に白紙にして、「自分の好きに生きる!」と叫び、厳しくて有名な国際協力ゼミに入り、毎週課される途方もない量の課題をこなしたけれど就職活動はしなかったり、縁もゆかりもない、広田町に大学卒業後いきなり移住して、暮らしていたり。
ワクワクを活動の根源にしています。国際協力を選んだのも、途上国の子どもたちと一緒に活動できることがワクワクしたからで、東北復興に力を注いでいるのも、自分らしさを忘れることなく暮らせるからだと言っています。
「好きなことをして生きる」――この言葉を表面的にとらえてしまうと甘く、誤解を招いてしまいがちですが、実はとても深い意味を持っていると思っています。
これまで取材してきた経営者たちが口を揃えて言うことがあります。それは、「楽しくなければ、起業じゃない」ということです。
モノやサービスが溢れた今の世の中で、差別化を生む要素は、「キミが夢中になること」と、ある偉大な経営者に言われました。大人になればなるほど、経験を積み要領がよくなっていきます。いちいち疑問を持つこともなくなり、「決まりごと」と効率化を求めてこなすようになります。ですが、好奇心を忘れずに、とことん、好きになったその先にこそ、新たな価値を持ったサービスが生まれると。
東北の復興はまだまだこれから。当初と比べると、かかわる人の数は大幅に減っていますが、今もかかわり続けている人は、本当に濃いメンツたちです。そんな濃いメンツの一人であるミッチーのもとに、訪れてみてはいかがでしょうか。見えなかったものが、見えてくるはず!
※本文章は三井俊介さんを応援する池田真隆さんによって書かれました
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被災地へ移住!
岩手県陸前高田市、その最南東に位置する広田半島は、東日本大震災により壊滅的な被害を受けたと共に、従来から限界集落になる寸前の町でした。
その広田町に移住し、復興の一翼を担っていきます!