スター紹介

SAVE TAKATA 陸前高田オフィス代表 岡本 翔馬 さん

2011.3.14夕。

東京から車を走らせて到着した古里。目の前に広がるがれきの山に言葉を失った。  

その後、岡本さんは毎週、陸前高田市と東京を往復し、避難所運営を手伝った。ボランティアをしながら「高田のことを知りたい人に市民レベルで情報を伝えたい」と佐々木信秋代表理事ら仲間と連携し、ホームページを立ちあげ、情報発信を続けた。反響は大きかった。  物資や炊き出しが行き届かない小さな避難所への支援や炊き出しをコーディネート。東京には物資があり、ボランティアしたい人がたくさんいた。ただ、その思いや支援を届けるには、現地に詳しい人間が欠かせない。岡本さんにふさわしい役割を見つけた。  

「東京と陸前高田をうまくつなげたい。地元出身者にしかできない仕事。今決断しなければ後悔する」。5月末に東京の会社を辞め、活動に専念した。

先行きは見えなかった。それでも、走り続けた。その結果、幅広いネットワークと活動につながっている。

現在は、支援イベントやコンサートのコーディネートから雑誌、映像などの取材アテンド。津波浸水ラインに沿って桜を植える「桜ライン311」。市内の店舗を地図にまとめた「陸前高田福幸MAP」の作成、観光プロジェクトなどに取り組んでいる。鍵に付ける「キーポストタグ」の収益の一部を陸前高田市に寄付する「Love Takata,Love Japan Project」も展開する。

すでに市内でも信頼を得ており、若手の団体として市の会合に呼ばれる。

首都圏の同郷の仲間らでつくったSAVETAKATAの理念は「陸前高田に笑顔を創る」。復興だけでなく先を見据えている。岡本さんは「地元が好きでも、震災前は若い人は残ることができなかった。だからこそ、前と同じにはしたくない。若い人が残れるまちにしたい」と夢を描く。

キーワードは「若者」と「雇用」。復興や支援の旗印がなくなった時に、どれだけの人が関わってくれるのか。多くの人が継続的に陸前高田市を訪れ、関心を持ってもらうことで、雇用が生まれ、若者が働けるまちを目指す。

そこでまずは、震災後に全国から訪れた多くのボランティアにもう一度陸前高田に来てもらうための仕掛けを考えている。

岡本さんは「復興支援だけでなく、陸前高田市に長く関わるプロジェクトをしたい。そこでお金が回ることで雇用にもなり、まちづくりにもつながる。まちをつくるストーリーに関わってもらえれば何度も訪れたくなる」と構想を練る。

広田町は人口約3600人の小さな町です。人口の51%が60歳以上で、18歳以下は10%を切っています。地元の人からは「若い人はどんどん離れてしまう。このままだと50年後には広田がなくなってしまう」といわれています。

ただ、活動資金の確保は難題。行政からの補助金頼みでなく、活動に賛同し応援してほしい。

まずは関心を持ってもらい、「いいね」と応援してくれる人を増やしたい。プロジェクトに賛同し陸前高田市を訪れ、支援をしてもらうこと。一人一人が無理せずに長く続けられることでいい。

岡本さんらと話をしていると、被災地の悲壮感はない。逆にわくわくさせられる。20代が新しいまち、地域を創造する情熱とエネルギーがある。わくわくしながら応援してほしい。

※岩手日報社:斎藤 孟さんによって書かれました。


Webサイト:http://savetakata.org/

Twitterアカウント:@redesignworks

岡本翔馬さんのファンクラブについて

SAVE TAKATAとしても、個人をしても「陸前高田に関わる人々に笑顔を創る事」を目的に活動しています。以前より良い陸前高田にしていく為に、応援して頂けると幸いです。宜しくお願い致します。

【ファンクラブ会員特典】

1.「活動報告書」の送付

2.陸前高田市にお越しの際には、少人数から大型バスまで陸前高田被災地ガイドを行ないます(要予約)

3.無償にて陸前高田市に関するコーディネートを行ないます。

※詳細に関してはお問い合わせ下さい。

【運営開始時期】2012年9月1日

【年会費】5,000円

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メッセージ

陸前高田市の復興を支援するため、同市出身者が中心となって設立した「SAVE TAKATA」の陸前高田オフィス代表を務める。震災後に東京の建築会社を退職し、陸前高田市に戻った。活動は楽しくと、被災地に刺激を与える。